FC2ブログ

河里一伸ぐうたらブログ

フランス書院美少女文庫で、エッチぃな小説を書いている河里一伸です。 このブログでは、自著の紹介と裏話を書いていこうと思います。あまり更新しませんが、よろしければ見ていってください。

姫宮三姉妹が看護してあげる


 確か、もともとは「いもうと商店街」を執筆中にやった打ち合わせの際に、私が医療と関わりのあることを雑談がてら話したことから、「次はナースもので」ということになったような気がします。いや、よく覚えてまいせんが(^_^;
 で、最初はナースの女性をヒロインにして、その子を中心にエッチな騒動が……という内容で、いくつかのプロットを考えたものの、全部却下(TД⊂
 そして、次の打ち合わせで「美少女文庫でも年上キャラが受け入れられるようになってきた」という話もあって、今まで私が美少女文庫で書いてきた作品としては珍しく、キャラの年齢を高めにしてやることになりました。
 キャラの大まかな点は、その際にざっと決めて、あとは私が肉付けをして聖美、朱美、深雪のキャラが生まれた次第です。
 ちなみに、聖美は当初、別の名前だったのですが、担当氏から「一般的すぎる」と言われて「聖美」にしました。 あと、今回は三姉妹ということで、名前に姉妹っぽさを持たせようと思い、3人の名前のすべてに「み」を意識的に入れてみたりとか。
 それから、プロットの前段階では、聖美の友人でセックスレスの人妻とか入院中のアイドルとかを出そう、という案もあったのですが、ボリューム的に収まりそうになかったので却下。ナース仲間の江津子と佳菜恵は、朱美エッチのキッカケ作りで必要だったので残しましたけど。
 こういう形でサブキャラを出したのは、私の作品では珍しいと思います。

 そんなワケで本文を書き出したのですが、今回は黒本の「三人のお姉さん」でやった3Pでの視点移動を取り入れたりと、ちょっと工夫をしてみました。
 なお、3P時の視点移動で聖美のがないのは、意図的なものです。聖美は、ある意味非常に厄介なキャラで、守への態度が恋愛感情にまで発展しているのか否か内面部分を書いてしまうと、どうもキャラ的にも物語的にも面白味がない気がしたんです。そこで、聖美に関しては後半あえて視点を移さず、その内面を曖昧にしたままにした次第。
 それと、主人公の名前を「守」にしたのは、聖美が彼をモルモット扱いしている、という設定からです。つまり、「モルモット→モルくん→まもる」と発展したワケです。ある意味、ひどい名前の決め方でしたね(^_^; まぁ、今回はとにかく受け身な性格の主人公にしようと思っていたので、守という名前自体はよかったと思うのですが。
 ちなみに本来はこの作品、ノベライズの「LOVERS」を除くと、河里の書いた作品で最多ボリュームになっていました。江津子と佳菜恵との3Pも、元々は最後まで書いていましたし。
 ところが、完成原稿を見た担当氏から「ページを減らしてください」という一言が(TД⊂ 結局、キャラ的におまけ扱いの江津子と佳菜恵とのエッチを大幅にカットするなどして、どうにかこうにか枚数を調整して本のページ数に収めた次第です。
 なお、本編のエッチシーンを減らしたからというワケではありませんが、江津子と佳菜恵に関しては美少女文庫ホームページのほうで21日から公開された番外編(というより後日談)の中心キャラとして描いています。まぁ、枚数的に少ないので、かなり軽くですけど。
 なお、番外編をご覧になりたい方は、無料の会員登録が必要ですのでご注意ください。

 今回の舞台が病院と言うこともあって、エッチシーンには薬物を使ったプチMC的な要素を多めに入れてみました。
こいまほ~いもうとは魔法少女~」の解説でも書きましたが、実は私、こういうのがけっこう好きなので、発情させたり肉体操作したりと趣味の世界をかなり盛り込みましたね(^_^; まぁ、聖美がマッドな天才女医という設定だったからこそ、できたことでもありますけど。

 タイトルについては、紆余曲折がありました。打ち合わせ段階では、仮タイトルでもあった「はぴホス」にしようという話だったんです。当然、「はっぴーホスピタル」の略です(^_^;
 しかし、同タイトルのゲームが今年出ていたことが分かり(向こうは全部平仮名でしたが)、さすがに正式タイトルは全面変更せざるを得ませんでした。
 結局、最初の打ち合わせで「ナースもの」という話になった際に、私が「タイトルは『看護しちゃうぞ2』ですか?」なんて冗談交じりで話したことが、近い形で実現したという(^_^;
 本当は、「看護しちゃうぞ」の病院の設定を使おうか、といった色気を出したりもしたものの、絵師さんも違いますし、別物と言うことでやめておきました。けど、このタイトルになるなら思いきってやっちゃってもよかったかなぁ、とか今さら少しだけ思っていたり(^_^;
 予想外だったのは、かなりギリギリの段階になってタイトルにヒロインたちの姓を入れることになり、見栄えのする姓に急遽変えなくてはいけなかったことですね。おかげで、私が密かにやっていた名前遊びの法則が、完全に崩れてしまいました。
 なるべくなら、法則を崩さずにやろうと思ったのですが、最終的には「姫宮」に落ち着いた次第。
 さて、ヒロインたちの元の姓は「本郷」でした。これを前提に、全登場人物の姓を(漢字を気にせずに)並べてみてある共通項に気づく人はいるでしょうか? 分かったら、けっこうなマニアかも?(^_^;

 本作のイラストは、あきらさんにお願いできました。どのキャラもイメージ通りで、とっても美しい♪ 
 カラーの塗りが、あきらさんが前にイラストを担当なさった七海ユウリさんの「戦国恋姫」とはまた違った感じになっていて、本作にはとても合っていると思います。
 もちろん、モノクロイラストも文句なしに素晴らしいものばかりで、私も大満足です。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

お姉さんキャラ、イイです!

「三人のお姉さん」に続いて、お姉さんキャラ多数登場ですね!
そして前作でお気に入りだった麻琴と似たキャラの朱美がやっぱりハマりました。
特に初エッチのシーンでは切なさもキュッときて、かなりいい感じでしたよ♪
でも深雪も健気な感じがグッときて、こっちもよかったです。
あきらさんのイラストもイメージピッタリで、かなり満足しました。
欲を言えば、この二人がそれぞれ守との1×1のエッチエピソードがあるとうれしかったかも。

それと守が流されっぱなしでちょっとだらしなかったです。
河里先生の作品の主人公はたいていお話の中で成長していき、そのおかげで主人公に感情移入しやすくなっていたので、その辺は物足りなく感じました。
それ以外のところはすごく気に入っていて、できれば続編も期待したいところなので、もし続編が出るならそのようなあたりも書いていただけるとうれしいです。

あ、名前遊びの法則ですが、他に候補あげるとしたら「一文字」とか「風見」とかでしょうか?
「本郷」で思いつくのがこれか地名くらいしか無くて。。。

シマブチ | URL | 2008年11月25日(Tue)21:43 [EDIT]


ありがとうございます。

 シマブチ さん
 こんにちは。いつもご愛読ありがとうございます。
 今作では、最初の聖美のシーンを除いてすべて複数キャラでのエッチ、というのがコンセプトにありました。もちろん、私にも朱美や深雪に単独でさせてあげたい気持ちはあったのですが、あえて心を鬼に(笑)
 主人公の守の性格についても、今回は「とことん受け身」というのを最初から狙っていました。プロットで書いた守のキャラ設定にも、「河里作品の主人公としては珍しく、物語中で精神的な成長を遂げない」と記述しましたし、シマブチさんが書かれたような不満が出てくることを覚悟の上で、あえてそういうキャラに挑戦してみたのです。
 まぁ、上手くできたかどうかは読者の皆さんの反応次第ですけど、今後もいろんな部分で工夫を重ねていきたいと思っています。

 名前遊びは、まさにお察しの通りです(^o^;

河里一伸 | URL | 2008年11月26日(Wed)17:40 [EDIT]


管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2008年11月27日(Thu)15:09 [EDIT]