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河里一伸ぐうたらブログ

フランス書院美少女文庫で、エッチぃな小説を書いている河里一伸です。 このブログでは、自著の紹介と裏話を書いていこうと思います。あまり更新しませんが、よろしければ見ていってください。

三人のお姉さん~独り暮らしの部屋~


 私こと河里一伸が、本家のフランス書院文庫から出した初の作品です。
 フランス書院文庫のほうで書いてみないか、という話があったのは、実は昨年の初冬でした。出版にこぎ着けるまで、けっこう時間がかかりましたね。
 で、打ち合わせのときに「三人のお姉さん」でやろうという話になり、どんなストーリーにしようかと担当氏とあれこれ話し合っていました。その際、今まで美少女文庫で書いたものの中で、「お姫様がいっぱい」で3P×3パターンを網羅した話をしたところ、「それ、面白いからやりましょう」ということになったという(^_^; 本の後半での複数プレイは、今や河里のお約束と化してますが、3P×3パターンは意外にやってないんですよね。

 ストーリーの大まかな方針が決まったあとも、各キャラの職業をどうするかという点で、けっこう難儀しました。美咲の教師と沙也香のナースは、「お約束」的に結論が出たのですが、麻琴を銀行員(というかOL)に決めるまでは、いろんなアイデアを出していましたね。最終的には、「女教師とナースがいるのだから、一人くらい普通っぽい職業(OL)がいたほうが」ということになり、制服などの特徴を出そうと銀行の受付嬢にしました。
 ただ、キャラ的に沙也香がさばけていることなどあり、麻琴はちょっとボーイッシュな感じにして、物語を動かしやすいタイプに設定した次第。
 なお、麻琴がライダーなのは完全に私の趣味です(^_^ゞ 実は私、結構バイクが好きで、一度ライダーの女性キャラの話をやってみたかったんです。美少女文庫のほうだと難しかったのですが(未成年だとタンデムで高速に乗れないからツーリングが難しいですし)、今回はキャラの年齢が高めなことや麻琴がボーイッシュなキャラだったこともあって、ようやく念願が叶いました。
 そういう事情もありましたが、キャラ的にも麻琴をライダーにしたのはいい選択だったと、自分では思っています。
 ちなみに、美咲を含めて今回は、特に「これ」というモデルはいません。どのキャラも、妄想の産物です(笑)
 さて、今まで美少女文庫のほうでは妹系キャラを書くことが多かったわけですが、実は私、姉妹がいないので姉系でも妹系でも萌えられるんです(^_^; ノベライズの「クレイヴィジ」を除いて、登場ヒロインがすべて年上の作品は初めてでしたけど、自分でも意外なくらいすんなり入り込めました。

 そんな感じで設定とプロットを書き上げ、何度か担当氏の突っ込みを受けて修正したのちに、ようやく本文を書き始めたわけです。
 しかし、やはり最初は美少女文庫との違いを意識するあまり、手が止まることがしばしばありました。「黒本的に、この描写でいいのか?」「もっと表現を工夫したほうがいいのでは?」等々、まるで初めて官能小説を書いた時のように悩みましたね。
 結局、悩みすぎた挙げ句にすっかり開き直って、美少女文庫のほうでは使うことのある記号の使用を控えるなどの細かい部分に気を使っただけで、ほぼいつも通りの形で書くことにしました(^_^;
 「案ずるより産むが易し」と言いますが、考えこんで先に進めないくらいなら、とりあえず書いちゃったほうがいいんですよ。実際、第1稿が書き上がったあと、かなり大きな修正をすることになったのですが、それも現物があったからこそできたわけですし。一人で悩んでいても、仕方がないんですよねぇ。
 
 ということで、どうにか原稿は完成したものの、如何せん競争率の高いフランス書院文庫。出版が決まるまでに時間がかかって、「これくらいの時期になら」と思っていた作中の季節を越える結果になってしまいました。まぁ、延びた理由の一つには、7月に「いもうと商店街」が出たから、というのもあるのですが(^_^; 別レーベルとはいえ、そこらへんの調整は内部であったようです。
 
 ちなみに、もともとの仮タイトルは上記の通り「三人のお姉さん」でしたが、2008年3月に弓月誠さんの「年上の同居人―三人のお姉さん―」が出て、副題とはいえ題名が被ってしまったため、仮タイトルが当初発表された「働くお姉さんの休日」に変わりました。
 結局、正式タイトルを決める会議で「三人のお姉さん」がメインで復活したと聞かされて、正直ちょっと安堵した部分もあります。「働くお姉さんの休日」もよかったのですが、やはり初期案には思い入れがあったので。
 「独り暮らしの部屋」という副題は、そのタイトルを決める会議で出たものだそうです。厳密には、美咲は一人暮しではないものの、全体的な雰囲気から採用になったとのこと。
 私が普通に考えていたら絶対に思いつかない意外な副題になって、聞かされたときはつくづく驚きました。私では、どう転んでも「独り暮らしの部屋」という副題は思いつきませんから。
 また、表紙を見たとき、絵のタッチが従来のフランス書院文庫のものと少し違って、ちょっと驚きました。こういうタッチの絵は、黒本的に珍しいのではないでしょうか? そのぶん、目立っていいと思うのですが(^_^;

 なお、フランス書院文庫のホームページの紹介ページでは、本文の一部を二宮沙樹さんの朗読で聞けます。しかし、自分の書いた文章を人に音読されるのって、すっっっっっっっごく恥ずかしいですね(^_^;

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コメント


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読みました~!

美少女文庫とは違ったお姉さんキャラ3人、すごく良かったです!
3人とも魅力的で、とっても満足できました。
特に麻琴は好きなタイプのキャラで、年上なのにすっごくかわいい!!

黒本なのでイラストはありませんでしたが、物足りなさはあまり感じませんでしたよ。
でもイラストあるとキャラへの愛着は深まるかも。
今度は美少女文庫でお姉さんキャラメインの本が出るのを期待してまーす!

シマブチ | URL | 2008年10月07日(Tue)02:07 [EDIT]


ありがとうございます。

 シマブチさん
 こんにちは。「三人のお姉さん」を気に入っていただけたようで何よりです。
 麻琴は、上にも書いたように念願のライダーキャラだったこともあり、個人的にもかなり気に入っています。
 美少女文庫でお姉さんキャラメインの本、ホント出せるといいですねぇ(^_^;
 とりあえずは、次回作をお楽しみに。

河里一伸 | URL | 2008年10月08日(Wed)00:32 [EDIT]