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河里一伸ぐうたらブログ

フランス書院美少女文庫で、エッチぃな小説を書いている河里一伸です。 このブログでは、自著の紹介と裏話を書いていこうと思います。あまり更新しませんが、よろしければ見ていってください。

青獣の囁き 今夜、女教師が僕の奴隷になる


 もともと、前の美少女文庫の原稿に目処が立った頃、「次はフランス書院文庫で」という話になって、何をやろうかと考えました。
 で、やはり催眠を使ったものをやりたかったのですが、前作「弟嫁【言いなり】 (フランス書院文庫)」があったため、「連続で催眠ってどうだろう?」と思って担当氏に聞いてみたところ、「別にいいですよ」と言われたため、今回も催眠ものにすることにした次第です。
 そうして、方向性は決まったのですが、どういう催眠をやろうかと悩み、いくつかの素案を作ってみた中に「催眠電話」のアイデアがありました。
 まぁ、携帯電話で催眠術というのはエロ漫画などでちょくちょく見かけるネタですが、商業の官能小説ではほぼ見かけないでしょうかね? とはいえ、こういう電話はドラ○も○のひみつ道具同様、多くの人が「あったらいいな」と一度は思うものでしょう。
 結局、この案を使うことになって、いくつかのストーリーパターンを作った結果、今回の話のベースとなったものでプロットを作ることに。
 その際、まず考えたのは催眠電話の設定です。通常、私はキャラクターの設定から考えるのですが、今回はまずガジェットを固めて、それからキャラクターに入っていく、という変則的なやり方にしました。それくらい、今回はこの催眠電話というものを重視して書いたわけです。
 とはいえ、「誰が作ったのか?」という点に関しては、設定段階から「謎」ということにしました。この点は、考えてもどうせボツにされるのは分かっているので、あえて思考を放棄したわけです。
 もっとも、個人的には考えていることはあるのですが。これだけの力を持つ電話を使って、(本編では描いていないとはいえ)なんのリスクもないのは理不尽ですから、本編の先に相応の事態が訪れることでしょう。

 キャラクターの設定は、基本の「女教師」など属性の組み合わせは素案段階で固まったものの、特に美奈子についてはけっこう悩みました。というか、美奈子だけは初期案で担当氏から全ボツが出ました。
 初期案では、美奈子は学校の理事長の孫娘で地域の名家の生まれ、ということにしていました。それでも、祖父の方針もあって縁故採用ではなく実力で教師になったのですが。また、性格もこの段階ではちょっと違っていましたね。
 個人的には、高嶺の花のほうが堕とし甲斐があるかと思ったのですが、この部分を含めいろいろと指摘を受けまして、考えた末にこの設定を全部取っ払った本編のようなキャラクターになった次第。
 ちなみに、一人だけとはいえ男性経験ありにしたのは、黒本ならではですね。美少女文庫だったら、間違いなく処女にしていたでしょう。
 明香と真美については、最初から部活の先輩後輩で、主人公の宗一郎が電話番号をゲットするキッカケに明香、そしてターゲットの一人として真美、という流れは最初から考えていました。キャラの性格や容姿も、初期案からほとんど変えていないですね。とにかく、この二人に関しては宗一郎に冷たくて催眠で復讐したくなるようなタイプ、ということを考えて、キャラクターを作りました。もっとも、冷たくされる要因には、宗一郎自身の問題もあるわけですけど。
 主人公の宗一郎は、実は本編を書き出すまで別の名前でした。ところが、ふとしたことからその名前に近い音で嫌な記憶が甦りまして、本編執筆中に急遽、宗一郎という名前に切り替えたという経緯があります。
 なんで、プロット段階で気づかなかったんだろう?と、あとで我ながら不思議に思いましたよ。気づいていたら、余計な一手間をかけずにすんだのですが(一括置換をすれば大した手間ではないのですけどね)。
 
 ストーリーに関しては、とにかく前述の通り明香→真美→美奈子という流れで堕としていくことを決めていたので、あとはどうやって電話番号を入手するか、という部分を主に考えました。明香が真美の番号を知っているというのは、その事情さえ作れば容易でしたが、真美が美奈子の番号を普通に知っていたら、いくらなんでも面白くないですからね。そこをどう処理して、宗一郎が彼女の番号をゲットするか、という部分は、けっこう考えこみました。
 結局、生徒と教師が電話番号交換することを学校が規則として禁じている、ということにして、美奈子がそれを律儀に守っていることにしました。ただ、おかげで電話番号を知る流れに一工夫を加えるだけでなく、彼女の性格も表せたわけですが。
 あとは、とにかく催眠の内容ですね。ある程度までは、プロット段階で考えていたものの、なかなか思っていたとおりにいかなくて、本編を書きながら変更した部分もけっこうあります。
 それと、今回はページ数をあらかじめ指定されていたため、第1稿を書いた時点で指定枚数をオーバーして、少し枚数をかけたかったところを削らざるを得なくなったりしました。まぁ、削れたということは余計な部分なのだ、と言われればその通りなのですけど。
 また、大きな修正はなかったものの、小さな部分で従来なら必要なかったであろう修正を求められたりして、少し難儀しました。大人の事情って、いろいろ大変です……

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