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河里一伸ぐうたらブログ

フランス書院美少女文庫で、エッチぃな小説を書いている河里一伸です。 このブログでは、自著の紹介と裏話を書いていこうと思います。あまり更新しませんが、よろしければ見ていってください。

三姉妹【あやつる】


 「こいまほ」や「放課後さいみんクラブ」の自著紹介でも書いていますが、実は私って催眠術などのMC(マインドコントロール)系がけっこう好きだったりします。
 で、数ヶ月前、次にフランス書院文庫でどんな物を書くか打ち合わせをした際、私のほうから「催眠物をやりたい」と言って本作をやることになりました。
 とにかく、今回はやや本格的っぽい催眠術を使うことと、主人公は改心せず催眠を解くこともなく最後にハーレムを完成させること、そして女性側は心をねじ曲げられた末に完堕ち状態ということは、打ち合わせ時から首尾一貫していました。言わば、悪の勝利とでも言いますか。こういうタイプの作品は、河里としては初めてになります。
 今までの私の作品を白とするなら、今回は黒と言ってもいいでしょう。
 もちろん、私の作風の基本(一竿ハーレム)を変えないことは前提でしたので、やっていることはいつもとそれほど変わりません(^_^; しかし、催眠術を使った精神的な凌辱というコンセプトは、今回の肝として打ち合わせから主張して、そのまま貫き通しました。
 男から見れば、暗示の結果とはいえ女性が自分のことを好きになってくれるワケで凌辱という意識には乏しいかもしれませんが、女性の側は異性と意識していなかった相手に強制的に好意を持たされたり、身も心も弄ばれた挙げ句に隷属させられるわけです。これは、凌辱以外の何物でもないでしょう。
 もちろん、従来の河里作品ではなかったタイプの話だけに、なかなかの冒険ではありました。皆さんにも、気に入っていただければいいのですけど。

 変遷したのは、キャラクターですね。最初は、義母とか隣家の幼なじみとその母親とか学校の女教師とか、そこらへんをターゲットとして考えていたのですが、タイトルにしやすいキャラの共通属性という点を担当氏に指摘され、最終的には三姉妹にすることになりました。
 主人公を弟のようにしか思っていない兄嫁の藍香(初期は違う名前でした)をメインターゲットにする、というのは企画当初から考えていたのですが、それを基本に据えると、やはり三姉妹がキャラクターのバリエーション的にもよかったと思いますね。
 で、三姉妹にするにあたって、主人公への三人の感情をすべて変える(暗示のバリエーションを増やす)意味もあって、主人公を嫌っている長女の紅美、実は主人公のことが好きなのにツンツンしている三女の若葉を設定した次第です。
 あと、当初の予定では主人公がまずクラスメイトなどに催眠を試し(場合によっては女教師にも)、慣れてから藍香にかけることにしていたのですが、それは担当氏から「三姉妹に絞ったほうがいい」と却下されました。あくまで練習なので、深く描くつもりはなかったのですが、ここらへんは読み物としての勢いを重視してのことなのだろう、と実際に書いてみてから思いましたね。
 
 催眠術に関してですが、「放課後さいみんクラブ」の催眠術はテレパシーの応用という瞬間催眠で、制限はあっても相当にチートな能力でした。
 今作は、かけ方自体はほぼ嘘八百ですけど(^_^ゞ、理屈だけはそれなりに本格風味にしてみました。もちろん、こんなに単純じゃないことは承知の上ですが、そこはフィクションなので また、ページの都合&主人公に才能があったために簡単っぽく見えるとはいえ、一応は暗示の深化を含め、心の隙を突いて絡め取るように相手を意のままにしていく流れは、チートな催眠とは違った感じになったかなと、自分では思っています。
ただ、暗示内容をすべて先に明かしてしまうと面白みがないため、本文内でどの程度の情報を出しすか、というサジ加減にはちょっと苦労しました。
 暗示内容で、皆さんの心に響く(興奮してもらえる)ものがあれば幸いです。

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2012年12月03日(Mon) 08:31


河里一伸「三姉妹【あやつる】」

河里一伸「三姉妹【あやつる】」(フランス書院文庫、2012年10月) ネタバレ有り。御注意下さい。 【あらすじ】 兄嫁の藍香に想いを寄せる浩太はある日仕入れた催眠の知識を彼女に用いた所、意のままに操る事に成功するが、彼女の変化に気付いた彼女の妹や姉に対しても身を守る為、相次いで催眠を掛けて言いなりの奴隷にしてしまう。 【登場人物】 鈴原浩太 17歳。両親が事故に遭って亡くなり、10...

官能小説レビュー 2014年02月09日(Sun) 19:37