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河里一伸ぐうたらブログ

フランス書院美少女文庫で、エッチぃな小説を書いている河里一伸です。 このブログでは、自著の紹介と裏話を書いていこうと思います。あまり更新しませんが、よろしければ見ていってください。

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 もともとは、まったく違う話をやろうと思っていたのですが、いくつか案を出して却下されたあと、担当氏から「マゾ奴隷が出るようなものを」という提案を受けました。ただし、今の美少女文庫でダーク方面に行くわけにはいきませんし、なんと言っても河里の作風から大きく外れたものは出しにくいので、当然そこらへんは考えて、という条件つきです。
 とはいえ、河里ハーレムの雰囲気を壊さずに、なおかつご主人様とマゾ奴隷の関係を構築しなくてはならないのですから、当初はどうしたものかと頭を痛めましたね。
 で、結局「呪い」を使うことでその点は解決したものの、どういう呪いにするか、という点はかなり悩みました。当初は、アメリカの南北戦争前あたりの主人と奴隷の云々にしようかと思ったのですが、これは担当氏から却下されて「古代ギリシャあたりまで遡って」と言われました。ただ、個人的にはギリシャより古代ローマのほうがなんとなくしっくり来そうだった、という理由で、古代ローマ帝国からの呪いということにしたワケです。けっこういい加減ですね(^_^;
 ちなみに、某ローマのお風呂な漫画やアニメがあったからじゃありませんよ。
 そのあと、幽霊(というか思念体)を解説役として出すことにしたのですが、実はプロットの1稿目では男にしていました。が、これまた担当氏から「男はあまり出さないように」というツッコミがあって、女性のフィリアを設定したワケです。ある意味、メインの三人のヒロインよりフィリアの設定のほうで悩んだかも。
 あと、犬のゴローもプロットの1稿目では人間の弟でしたが、同じ理由で犬に(^_^; ただ、これは結果的に夏樹の「牝犬願望」と結びついたので、作品的には幸いだったかもしれません。

 三人のヒロインキャラに関しては、大まかな性格は担当氏との打ち合わせで決めてあったので、プロット段階でも大して悩みませんでした。
 とにかく、生意気系の幼なじみと高飛車お嬢様と腕力馬鹿を出すとなった時点で、キャラは比較的簡単に固まりました。
 真央は典型的な幼なじみキャラですが、特徴をつけるためにプロットの途中でイクときにお漏らし癖がある、という設定をつけたことで、ちょっと変わった子になりました
 涼花は、お嬢様でサドっぽく振る舞っていながら実はマゾ願望がある、というキャラです。ギャップが大きい分、ある意味で非常に作りやすかったキャラですね。
 ちなみに、スパンキングは本文1稿目までは入れていなかったのですが、担当氏からの指摘もあって修正時に追加しました。このことで、より奴隷モードの特徴が引き立ったと思っています。
 空手っ娘の夏樹に関しては、冒頭に書いたまったく違う話で出そうと思っていたキャラ設定の名残があります。いや、そのボツ企画で格闘少女を出そうと思っていましてね。そういう子をマゾ奴隷にする、というのも趣があるかな、みたいな感じで(^_^;
 ただ、最初は牝犬願望まで持たせていなかったんですけど、犬のゴローを出すとなったときに「そうだ!」と思いついて設定しました。ちょっとした設定の変更が新たなアイデアを生み出す、という典型ですね。
 ちなみに、今回はまたヒロインたちの名前にこっそりある共通項を持たせているのですが、多分気づいた人ってあまりいないでしょうねぇ。

 今回は調教がメインになることもあって、中盤でその部分を重視して数ページ単位で行為を切り替えるという展開を盛り込んでみました。いや、定価を上げて枚数をもっと確保してもいいんだったら、全行為をすべてフルに描くこともできたんでしょうけど、そこは河里ですから3人ヒロインだったらきっちりいつものページ数(価格)で、となるわけです
 ただ、中盤の調教部分はすべての行為を丹念に描くと、なんとなく同じことを繰りかえしているような印象になったでしょうし、あれくらいで切り替えたのは展開上としてはよかったのではないか、と個人的には思っています。
 あと、あのページ数の枠内でやるとしたら、本編で書いたようにするか、行為を絞ってすべて描くかの二者択一になるワケで……調教じゃなければ後者を選んでいたかもしれませんが、今回はヒロインたちの変化を重視して前者を選んだ次第です。

 本作のイラストは、私とは初コンビとなるyuyiさんに担当していただきました。ブログを拝見すると、作品の雰囲気に合わせて絵に工夫をしてくださったようで、実際に見ても本文を見事に引き立てていると感じました。素晴らしいイラストを、本当にありがとうございます。

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