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河里一伸ぐうたらブログ

フランス書院美少女文庫で、エッチぃな小説を書いている河里一伸です。 このブログでは、自著の紹介と裏話を書いていこうと思います。あまり更新しませんが、よろしければ見ていってください。

駄メイドのご主人様になってください


 本作が、河里一伸の美少女文庫単独執筆作品の、記念すべき20冊目になります。フランス書院文庫も含めると22冊になりますし、共著の「クレイヴィジ」も含めるとプラス1ですけど。
 美少女文庫での冊数だけで言えば、わかつきさんと青橋さんに次ぐ3番目ですか。こんな数になるからか、ついに「ベテラン」なんて言われるようになってしまいました……(黒猫通信3月17日参照)
 それはともかく、これだけの数の作品を書き続けてこられたのも、ひとえに読者の皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。今後とも、よろしくお願いしますね。

 さて、本作はもともとの企画だと、「メイドが女の子たちの憧れとなっている世界。ここでは、4年に1度のメイド世界選手権で優勝すると『プラチナメイド』の称号を得られる。そんな世界で、プラチナメイドになる夢を持つダメダメなドジッ娘メイド候補生の修行を、こちらの世界から転移した(あるいはヒロインの幼なじみの)主人公が手助けをすることになり……」というような話でした。もちろん、1巻で世界選手権まで行けるわけがないので、あわよくばシリーズを、みたいな欲張った企画だったわけです(^_^;
 しかし、メイドの位置づけを現代とまるっきり変えるのは、設定が複雑になってしまうため却下。結局、ヒロインがドジッ娘メイド、主人公がメイド好きという部分だけを残しながら、キャラクターの構成から話に至るまで全面的にプロットを練り直した結果、本作のような形になりました。 
 本当は、ヒロインのライバルになる天才美少女メイド候補生なんかも出したかったのですが、それも企画を練り直した時点で排除しました。ちょっと残念。
 第2案と第3案では、普通の世界観ながらも如月女学園がメイド養成学校で、学校として(引き受け手がいた場合)メイド修行をする、という形にしていました。この2つの違いは、学校の規模とかメイド育成コースの位置づけくらいでしたが。しかし、これらもやはり却下されてしまい、結局「放課後メイド倶楽部」という仮タイトルをつけた第4案目で、ようやく本のような形の設定になった次第。
 こうして書いてみると、だんだんとスケールダウンしてますね(^_^;
 ちなみに、如月女学園が全寮制の学校になっているのは、1案からの名残です。あと、遠くに引っ越した芽依の住まいを確保する、という意味もありましたけど。

 キャラクターに関してですが、芽依の性格や駄メイド属性は初期案から変わっていません。もっとも、外見のイメージは初期案で朝○奈み○るちゃんを想定していたんですが、2案目での設定の大幅変更にともなってイメージを全面的に切り替えました。
 設定も含めて大幅に変わったのは、美里先生ですね。1案では芽依の将来ライバルになるだろうという天才メイド候補生で、エッチシーンも皆無でした。上記の通り1案は、あわよくばシリーズ化みたいな欲張った企画だったので、出番を少なくしつつ先に取っておこうと考えたワケです。その後、設定の大幅変更でいったんキャラ自体が消滅したのですけど、結局「メイド倶楽部」までスケールダウンさせた際、キャラバリエーションやストーリー展開的な事情も鑑みて、一人女教師にしたほうがいいと判断し、美里を先生という位置づけに変更して復活させたわけです。
 真琴も、当初はドジッ娘の芽依を放っておけない親友、という程度の位置づけだったのですが、案を修正するにつれてだんだんレズッ娘になっていったという(^_^; 基本的に、口より先に手が出る感じの男の子っぽいキャラなのは、ほとんど変わってないのですが。
 ところで、今回もキャラクターの名前にちょこーっと遊びを入れたのですが……気づいた人、いますか?(^_^; 答えは、追記のほうで。

 本作については、前作「子づくりプリンセス」で孕ませまで行ってしまったので、原点回帰ではありませんが、いつもの河里のノリに戻すことを意識して執筆しました。
 本来、2月発売を目指して書いていたので(結局3月になりましたが)、原稿の進行自体には大して苦労はありませんでしたね。まぁ、いったん書きながら全面的に削った部分や、担当氏の指摘で書き直した部分などはありますが。
 ゴッソリと削ったところは、芽依と「1時間で3回失敗するか否か?」というゲームをした部分です。本来は、ここで芽依が失敗を繰りかえすシーンを、ちゃんと書いていたんですよ。ただ、朱入れをしていてどうも冗長と言うか、全体のテンポを崩している気がしたので全面的にカットしてしまいました。結果的に、この判断は正解だったと思っています。
 エッチシーンに関しては、今回とことん複数プレイにこだわり、最後まで単独というエッチを1つもなくしてみました。これは、他作との差別化の意味もあってしたことですが、プレイのバリエーションがひろがったという意味では、いい選択だったかなとも思っています。
 
 イラストの水無月ねむさんについては、すでに美少女文庫での充分な実績もあって、安心してお任せできました。実際、想像以上に素敵な絵が出てきて満足しています。

 一部店舗に付属する書き下ろしペーパーは、エピローグの少し手前の時間軸で、「ご主人様、学園祭の入場チケット受け取ってバトル」な話にしました。なにしろ、本編に矛盾が生じない範囲で新しい話を作れそうなところが、そこしかなかったので(^_^ゞ
 
 そうそう、「放課後メイド隊」まではメイドが出る作品を書くとなにかしらトラブルに見舞われる、というジンクスがあったのですが、今回はそんなこともありませんでした。ようやく、妙な呪縛から解放された?(^_^;

 宮永、原村、片岡、竹井と言えば……某美少女麻雀漫画の、キャラクターの姓ですね。
 原村美里先生については、上でも少し触れている通り、初期案ではメイド同い年の天才メイド候補生で、今は圧倒的に差があるものの、いつか芽依にとってメイドとして、また恋のライバルとして大きな壁になる、という設定のキャラでした。結局、壁どころか真っ先に主人公とエッチしちゃう女教師になってしまいましたが(^_^; 巨乳だけが、某漫画のの○っちとの共通点?(^_^ゞ
 染谷は、出す余地がありませんでした(^_^; いや、実は第3案まで「染谷」という内気なメガネっ娘キャラがいたんですが、「メイド倶楽部」までスケールダウンさせる際に人員整理をして、泣く泣く削ってしまいました。
 

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芽衣最強伝説

ここ最近バタバタが続いていましたが、やっと読了しました。
ドジッ娘は私にとっての「超絶好球」なので、非常においしくいただきました。まぁ、私自身も失敗は少なくない方なので、芽衣になんとなく親近感を覚えるというか、ミスにニヤけながらも「頑張れ」と言ってあげたくなりましたね。それと、「一人遊び」にすら躊躇していたのも可愛かったです。

あと、「真琴がこれ以上エロくなったらどうしよう……」(いい意味で)なんて思ったのはホントです(笑)

だるま特急 | URL | 2010年04月20日(Tue)00:42 [EDIT]


ありがとうございます。

>だるま特急さん
感想ありがとうございます。
ドジッ娘は、書いているほうも楽しめます(^_^; 現実にいると迷惑極まりないですが、端から見ているぶんには微笑ましいですし。

河里一伸 | URL | 2010年04月20日(Tue)10:09 [EDIT]