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8月の近況

 先月は、下旬まで冷夏傾向だったのに、梅雨が明けた途端、猛暑に一変しましたね。皆さん、夏バテなどしていませんか?
 私は、とりあえず「暑い」と言いながらもバテてはいません。なんとか、今の調子でこの暑さを乗り切りたいものです。
 今は、ちょうどコミックマーケットをやっているようですが、私は参加せずいつも通りに仕事をしています。
 熱心に参加している同業者さんもいらっしゃいますけど、よくやるなぁと感心することしきり。私は、1つ1つしか原稿を片付けられない人間なので、コミケ用の原稿をやっていたら仕事のほうが遅れてしまいます。優先順位を考えれば、仕事の原稿が先に立つのは当然ですからね。
 まぁ、そもそもものぐさなので、自腹を切って同人誌を作るとか趣味の原稿を書く、みたいなことをやりたくならないんですが。

 さて、先月出た兄嫁とふたりの人妻」(竹書房ラブロマン文庫)と、読み切りの「大きすぎた代償」(特選小説2019年9月号は、もう読んでいただけたでしょうか?
 兄嫁とふたりの人妻のほうは電子版も出ているので、書籍で購入しづらい方はこちらでも。
 以前も書いた通り、作家としては紙の本で買っていただくほうがありがたいのですが、電子でもなんでもまずは読んでもらえないと話にならないですから。
 「大きすぎた代償」のほうは、電子化までしばらくかかるので、もし単独で読みたいということであれば、電子化まで待っていただいてもいいです。
 皆さん、よろしくお願いしますね。

大きすぎた代償

 この作品は、実は「催眠カウンセラー」と同時期に執筆したもので、前の担当氏の退社などとタイミング重なった影響で、執筆から掲載まで実に丸1年かかりました(TД⊂
 そんな感じで、1年ほど前に書いた作品なため、ぶっちゃけ詳細を忘れているという現実が(笑)
 とりあえず、前作「催眠カウンセラー」と一緒に何本かのアイデアを出した1本に、この作品の原型となるものがあり、「どちらもOK」ということで、同時にプロット化したんです。その後は1本ずつ書いたため、提出時期にズレはできたものの、ほぼ連続で出した感じですね。それが、約1年前のことでした。
 ただ、このときは「掲載は秋頃だろう」と踏んでいて、実は冒頭のシーンが秋が深まる頃、みたいな描写だったんですよ。
 ところが、担当氏が変わってしばらく本作に音沙汰がなかったため、念のため問い合わせたところ、「冒頭など秋を感じさせる描写があるため掲載時期を見ている」という返事が来たんです。そのため、「だったら、季節を夏に書き直す」と言って修正したのが今回のものになります。いやはや、思いがけない落とし穴でしたね。

 さて、ヒロインの小百合のキャラクターは、「夫に操を立てているものの、それ故に弱みを突かれると脆い」というところから作っていったように記憶しています。それでも、夫に会えない寂しさから、友人にそそのかされて出会い系アプリを使い、ちょっとだけ他の男とのデートだけを楽しむだけのつもりだったのに……という感じで、キャラと物語のキッカケの部分はほぼ同時に構築したはずです。そこらへんのことは、実はあまりよく覚えていませんが(^^ゞ
 一紀については、女性への強い支配欲を持ちながらも、やや内向的な性格故に自分の欲望を発散させることができずにいた人間が、密かに憧れていた女性の弱味を握ったら、という感じでキャラ作りをしていった、と記憶しています。
 ちょっとした火遊びのつもりだったのに、それが思いがけない事態を招いてしまう。現実でも、自分では些細な遊び心でしたことが思いもよらない大事になった、というのはありますね。そういう部分を、今回は官能の形で書いてみようと思って、キャラやストーリーを作ったわけです。
 
 とにかく、1年経ってしまっているので、執筆に苦労があったかはまったく思い出せません。まぁ、思い出せないと言うことは、それほど苦労はしていないのでしょう(笑)
 一番大きな問題が、最初に述べたように担当氏の交代と季節の件でした。結果的には、夏のほうが話にふさわしい感じになったかな、とは思いましたが。
 しかし、今年の梅雨が7月末まで長引き、しかも月末まで冷夏傾向になるとはさすがに予想はできず、昨年の記憶を頼りに季節感を出したつもりが、ちょっとズレた感じになってしまいました。まぁ、そのあとは猛暑が復活したので、物語と合う感じになりましたけど。
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河里一伸

Author:河里一伸
職業は一応、官能小説家ということになりますね。このブログは、タイトルの通りぐうたらのんびり、仕事のことを中心に書いていきます。
ちなみに、河里の漢字は「川」ではなく「河」で、読みは「かわさと」ではなく「かわざと」です。
表に出したくないお話や仕事の依頼などは、こちらのメールフォームにご記入ください。ただし、仕事以外のことに関して、当方からの返信は原則としてしません。質問等は、基本的にブログのコメントでお願いします。
還付金詐欺の被害に遭っているので、それに関する体験談の講演や原稿の依頼も受けつけています。
なお、コメントは日本語のみの受け付けとなっています。外国語のコメントは受け付けないよう設定してあるので、あしからず。

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