
もともと、「えすかれ枠でプリンセス+孕ませ」ということで企画がスタートしました。
で、最初に4つくらい作った案は、舞台がファンタジー世界だったり魔界だったりと、発売されたものとは似ても似つかない作品でした。結局、4案ともボツって新たに作った案の1つが本作の原型となり、そこからプロットを作って本文に取りかかった次第。
とにかく、今作は主人公とプリンセスにどう接点を持たせるか、という点で頭を悩ませましたね。結局、血統を絡ませることで主人公の浩介を向こうに連れて行く形にしましたが、言語や法的な問題をどう解決しようか、かなり考えました。だからこそ、当初はそこらへんがどうにでもなるファンタジー世界にしようかと思ったのですけど……結局、現実を舞台にした時点で、ヒロインたちがそれぞれ日本語を話せる設定にしつつ舞台を外国にすることで、主人公に逃げられない状況と未成年での結婚に関する合法性を持たせることにしました。
ちなみに、私がつけた最初の仮タイトルは「孕ませてプリンセス」で、略して「はらプリ」と呼んでました。ただ、今はエロゲー規制等の影響か、「孕」という文字はタイトルに使いにくいようですから、変更はやむを得ないでしょう。
平仮名4文字で間に☆を入れて、「はら☆ぷり」なんてタイトルはどうですか? とは、さすがに言いませんでした(^o^;
「かてきよ!」と同様にアラビアンな衣装を使ったのは、私と担当氏の見解の一致によるものです。趣味?(^_^;
ただ、今回は舞台まであっちの国なので、ファンタジックなイメージで媚薬や搾乳薬といった秘薬を使ってのプレイを中心にしました。薬プレイと孕ませに特化した「えすかれ」ですね。
プラスα要素としては、全部4Pで単独エッチなしという点です。これは、企画の最初から狙っていた構図です。まぁ、単独エッチが好きな人には不満だったかもしれませんけど、今回は子づくり競争が話の主軸でしたから……。
とにかく、あとはひたすらラブラブでエロエロ〜な展開を心がけて執筆していました(^_^;
キャラについては、異世界ではなくした時点で、ほぼ3ヒロインの大まかな設定は思いつきましたね。
アイーシャの性格が、アニメにもなった某にょゲーのヒロインにやや近い感じになりましたけど、これは偶然です(^_^; 本文を書き出してからアニメを見て(ゲームは未プレイ)、「性格が微妙に被ってるかも

」と思ったくらいで。ただ、逆にあのアニメのおかげで、設定を作った割に私の中で固まりきっていなかったアイーシャのイメージを、かなり固定することができました。
カタリナは、河里作品では典型的とも言える高飛車お嬢様ですね。クォーターという設定は、単純に「アラブ系ばかりではキャラ的な変化が乏しい」ということでつけたのですが、カタリナの性格的に合った設定だったのではないか、と個人的には思っています。
ライラは、キャラバリエーションの過程でああいうタイプの設定になりました。「とりぷる〜妹アイドル〜」の静香とか「スポこい!」の由依に、けっこう似てしまいましたが(^_^;
ちなみに、最初はライラの手枷の設定はなかったのですが、某アニメの某キャラを見て「これだ!」と閃いて追加しました。手枷の設定を入れたことで、個人的にはライラと浩介の関係の変化をより明確にできたと思っているのですが……。
今回、河里の美少女文庫作品としては初めて、妊娠を扱いました。今までの作品では、フィクションと割り切って無視していた点ですが、今回は「えすかれ」ということもあって、あえてそこをメインテーマに据えたワケです。まぁ、フランス書院文庫の「
未亡人女将の宿【陶酔】」のラストで志津香の妊娠を扱っていたので、私の作品を全部読んでいる人には意外性がちょっとなかったかな、という気はしますが。
ただ、ヒロイン総員ボテ腹でハーレムというのは、書いていて個人的にもある意味で新鮮でした。
本の帯に、「決定!河里一伸の代表作」なんて書かれてしまいましたが(^_^ゞ、初めて妊娠に主眼を置いたおかげでいい具合に暴走できた面はあったかと思います。
しかし、実は本文の執筆にはかなり苦労していましたね。「えすかれ」だからより過激にしなくては、という点もそうでしたが、かなり大きな書き直しもあったりして、スケジュールが逼迫してしまいました。
とにかく、8月末の打ち合わせで担当氏と「10月刊行に間に合いますね?」「あはは、多分」なんてやり取りをしつつ、「10月はないでしょ?」と内心思っていたら本当に予定に組み込まれていて、実はかなり焦りましたよ(^_^; 動かしようのない他の予定もあったりしたので、綱渡りのスケジュールでどうにか乗り切った感じです。
正直、わかつきさんと青橋さんに橘さんを加えた豪華ラインナップとバッティングしていたことを知ったときは、内心で冷や汗をかいていましたけど(^_^;
イラストのほうは、人気ゲームの原画などを手がけている織澤あきふみさんにお願いできました。今回は、早い段階で織澤さんに決まっていたおかげでキャラの設定画を執筆途中でいただけて、それでイメージを作りながら原稿を書けて助かりましたね。ホント、素晴らしいカラーイラストと挿絵を見るだけで、織澤さんにお願いできてよかったとしみじみ思います。
ちなみに、番外編もすでに
美少女文庫ホームページで公開されていますが、あらかじめ枚数制限があったため、本番シーンに入ることができませんでした。まぁ、本編であれだけのことをやっていたら、番外編くらいちょっとライトでもいいでしょう?(^_^;