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河里一伸ぐうたらブログ

フランス書院美少女文庫で、エッチぃな小説を書いている河里一伸です。 このブログでは、自著の紹介と裏話を書いていこうと思います。あまり更新しませんが、よろしければ見ていってください。

4月の近況

 すみません、なんかバタバタしていたら、ブログの更新をすっかり忘れていました
 まぁ、私のブログを見ている人はそんなにいないでしょうから、マイペースでやっていければいいでしょう
 さて、暖かかったり急に冷え込んだり、朝晩と日中の気温差が極めて大きかったり、服装に悩む日が続いていますが、皆さんは風邪など引いていませんか?
 また、スギ花粉症はかなり終息に向かいつつあるとはいえ、まだ油断できません。私を含め、花粉症の人は今月下旬くらいまで気をつけましょうね。

 さて、2月は竹書房ラブロマン文庫の「わが家はハーレム」、3月は特選小説2017年5月号の「肉体操作 息子の嫁を…」といった具合に、今年に入ってから宣伝するものが連続していましたが、さすがに今月はなんにもネタがありません(笑)
 とりあえず、特選小説は次の号が来週には出るので、「肉体操作」を読みたい方は、お早めにお買い求めいただければ。
 「わが家はハーレム」のほうは、書籍版・電子版とも発売中ですので、まだ買ってない方は是非ともご購入ください。

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肉体操作 息子の嫁を…


 官能小説雑誌「特選小説」で執筆した、初めての作品です。
 ちょうど、 「人妻マンション 快感売ります」」が発売された頃ですが、縁があって特選小説の編集部と連絡を取ることになりました。
 そうして打ち合わせをした際、私が「雑誌の作品は誘惑系が多いようですし、せっかく私が書くのに同じような系統をやるのもなんですから」と催眠系をやりたいとお話ししたところ、編集長が乗り気になってくれて、いい具合に話が進みましたね。
 もともとは、「肉体操作銃」ではなくスマホアプリみたいなものにしようか、とも考えたのですが、けっこうその手の話はそこら中にありますし、「アイドル強制操作」もそういうものでしたから、ちょっと工夫しようということで、玩具のような形状の銃ということになりました。
 そして、主人公とヒロインの関係についても、特選小説の読者層などを踏まえた結果、「息子の嫁」をヒロインにすることになり、主人公を50歳という、私の作品では最高齢のキャラクターになったわけです。年齢的に考えてあまり若いのは不自然ですし(実際には50歳前で30歳近い子供がいる人もそれなりにいるのでしょうが、なにしろ孝作はモテない男なので)、息子の嫁に劣情を抱くならこれくらいの年齢差かな、という感じで歳を設定しました。
 伊緒里に関しては、「こんなにいい子の肉体を自由にして弄ぶ」という背徳感を出すため、とにかくできた女性にすることを考えました。生意気な相手を言いなりにするのでもいいのですが、今回は枚数の都合もありましたし、シンプルに話を進めるには性格のいい子のほうがよかったんですよ。息子の北斗も、よくできた子という設定にしてあったので、そういう人間は生意気な女性を選ばないだろう、という考えもありました。
 ちなみに、北斗は本編で実際に出てきていませんが、設定としてはちゃんとどういう人間か、ということを作っています。もともと本編に北斗を出すつもりはなかったものの、伊緒里を妻にするワケですし、父親である孝作が息子を裏切る以上、ちゃんと考えておく必要はあったわけですね。まぁ、本編でも北斗に関する記述はあるので、読者の皆さんも実際にシーンとしては出ていなくても、彼がどういう人間かイメージが湧くかと思います。
 孝作の生活ぶりについては、本当は妻の美春の死後に宝くじが当たって仕事をしなくても生活できるようになった、ということにしていました。3年間の在宅介護の末、妻に先立たれて腑抜けになった人間が、戯れで宝くじを買ったら1等が当たった、という感じですね。しかし、担当氏から「読者が宝くじのほうに気を取られるのでは?」という指摘を受け、保険金に変更しました。

 内容については、打ち合わせでザックリと話した流れそのままですね。と言うか、枚数的に凝った話はできないので、一言で説明できるくらいにするのを心がけました。
 それでも、読んでいただければ分かる通り、ここで切ってもいいし、続編も作れるし、という感じで終わらせました。また、孝作に肉体操作銃を渡した老人については、意識していることはあるものの、現時点ではまったくの謎という感じにしました。本当に、あわよくば続きを書きたいものですが、そのためには読者の皆さんの支持がなければ……。
 
 本作で苦労したのは、とにかく枚数ですね。なにしろ雑誌ですから、ページ数が決まっているワケですよ。それに合わせて書かなくてはいけないので、書き下ろししかやっていない人だと対応に苦労します。
 もっとも、私はもともとシナリオから物を書く世界に入ったので、実は制限された枚数内で話を作ることをあまり苦にはしていないんです。今作にしても、枚数制限は意識してプロットを作ったため、あまり問題は感じていませんでした。こういう内容なら何ページくらいになる、ということは、経験則でだいたい見当がつきますから、今回もそれで大丈夫だと思ったのです。
 しかし、実際に書いてみるとあっという間にページ超過をしてしまい、1冊分の原稿との違いを痛感させられましたね。そのため、本当は孝作が出かけて老人と出会う下りを書いていたのにザックリ削って、物語のスタートを肉体操作銃を得たあとに変えるなど、普通の1冊分ならほぼない形での変更をしました。スケジュールに余裕があったため、時間をかけて修正ができて助かりましたけど、余裕がなかったら頭を抱えていたかもしれません。
 まぁ、それでもプロット時点で欲張り過ぎないようにしていたおかげで、なんとか本編のような形で書き上げることができました。

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特選小説

 確認を怠っていたため、ギリギリの情報公開となってしまいましたが、今月21日発売の特選小説(綜合図書)5月号に、私の読み切り作品が載ることになりました!
 先月発売号の次号予告で、もう告知が出ていたんですね。うっかり確認を忘れていたことや花粉疎開をしていたこともあり、今日まで実物で裏を取れていませんでした。が、本日、先月発売の4月号の次号予告で私の名前が出ているのを確認したので、正式にこちらで告知します。
 内容などは読んでもらってからのお楽しみということで、今の時点ではまだ触れませんが。とにかく、来週火曜日発売の特選小説5月号は、是非ともお買い求めいただければ幸いです。
 なお、裏話については、今回はスケジュールの都合もあり、発売から1週間で公開するのは無理かもしれません。もっとも、時間を見つけて書くつもりなので、そちらもお楽しみに。

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3月の近況

 もう3月ですよ~。花粉シーズンまっただ中ですよ~(>_<)
 私を含めて、花粉症の人は大変な季節ですが、頑張ってしのぎましょう。
 とか言っている割に、私は自由業の特権を活かして、本日時点でちゃっかり沖縄へ花粉疎開をしていたりするわけですが(^^; 1週間程度のこととはいえ、花粉のない環境で仕事ができるありがたさと言ったら。特に、今年はいい案配にピークの時期に疎開できたので、ますますありがたいですね。例年、微妙にピーク前に逃げて、ピークになる頃に帰京する、ということが多かったので。まぁ、ピークの最中に帰京する羽目になるのは、ちょっと辛いところですけど。

 そして、今日で東日本大震災から6年になりました。犠牲になった方々のご冥福を改めてお祈りするとともに、被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。
 昨年の11月に石巻へ行ってみたのですが、駅前などはかなり復興が進んでいましたね。石ノ森萬画館の対岸にあった復興市場もなくなっていましたし。
 ただ、まだまだ道半ばというところでしょうし、今後も被災地に行って飲み食いをしたり買い物をしたりして、ほんの少しであっても力になれれば、と考えています。
 
 さて、ところで先月発売の竹書房ラブロマン文庫の「わが家はハーレム」は、皆さん買っていただけたでしょうか?
 購入していないという方は、是非ともお買い求めいただければと思います。
 また、近日中に別件で発表することもあるので、今月中か来月になるかはともかく、イレギュラーでブログを更新するかもしれません。そちらも、お楽しみに。 

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わが家はハーレム


 竹書房ラブロマン文庫からの第2作目となります。
 本作の原型は、当時の担当氏からの提案によるものでした。だから、百合恵が四十路オーバーという、私の作品では最高齢のキャラになったわけです。ちなみに、百合恵の細かな年齢は内緒(^_^;
 その担当氏のアイデアをベースにディスカッションをして、基本方針を定めていってから、私がキャラに肉付けをしてストーリーも作っていったような感じですね。 
 ちなみに、担当氏のアイデアでは実際の作品で美奈子に当たるキャラも、実は尚人の父親・健太郎に開発されていた、という設定だったのですが、これはさすがに私が反対しました。
 理由としては、妻となる百合恵はともかく、その娘にまで手を出していたら、いくらなんでも健太郎が人でなしすぎるだろう、というのがあります。
 また、もう1つ大きな理由は、美奈子まで父親と関係していた場合、尚人が彼女と関係を持つことを読者がどう考えるか、ということがありました。美奈子がセックス好きというだけならともかく、先に父親に抱かれて開発されていました、となっては、さすがに尚人の心境的に興奮できないだろう、と思った次第です。
 何より、百合恵と美奈子の両方が健太郎に開発されていた場合、キャラの差別化が年齢以外に難しくなりますからね。
 こうした理由から、美奈子が健太郎に憎からぬ感情を抱いていたものの関係は持っていなかった、というキャラになりました。おかげで、健太郎がなんだかんだ言っても息子の尚人のことをちゃんと思っていた、という点を表せたと思っています。
 ちなみに、父の再婚相手は尚人から見ると正しくは「継母」、その娘は「継姉」や「継妹」になるはずですが、これは担当氏から「義母、義姉、義妹のほうがいい」と指摘を受けてそのようにしました。まぁ、義理の関係なのでこれも正しいですし、こだわっても仕方のない点ではありますが。

 こうしてキャラクターが定まり、ストーリーができれば、あとは執筆するだけです。
 ただ、今作はヒロインが4人いるため、どうしてもページ数が増えてしまいます。そこで、今作では百合恵と美奈子の視点での描写を全面的に省き、処女の泉希と麻由の視点だけを入れることで、ページを抑えることにしました。
 これには、非処女で年上のキャラの心情などあえて書くまでもないだろう、という判断もあります。それに、一人だけ(たとえば百合恵だけ、あるいは美奈子だけ)視点がないのも不公平になるので、ヒロインが四人いることもあって視点を描くのを二人、描かないのを二人と分け、同時にページ数を減らそうと考えたワケですね。
 もっとも、第1稿を送ったら「もっと減らしてくれ」と言われて、そこそこのページを削りましたが。その後、ゲラになった段階で、わずかが行数のはみ出しがあって、そこが前のページに収まるように調整し、さらに2ページ減らしました。
 また、プロローグは最初、第1章からの抜粋のような感じだったのですが、「同じエッチシーンを二度読まされるのは、読者的にどうよ?」という担当氏からのツッコミを受け、本のような形に全面的に書き直しました。
 実は、このときもページをけっこう減らしていまして、今作は通常より一人多いヒロイン数の中で、いかにページを減らすかで腐心していた気がします(^_^;
  
 ちなみに、本作のゲラが出る前に原型を提案した担当氏が退社されることになり、急遽、担当編集者が変わりました。丸々担当してもらったのは「人妻マンション 快感売ります」だけでしたが、この場を借りて感謝いたします。 

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