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河里一伸ぐうたらブログ

フランス書院美少女文庫で、エッチぃな小説を書いている河里一伸です。 このブログでは、自著の紹介と裏話を書いていこうと思います。あまり更新しませんが、よろしければ見ていってください。

10月の近況

 先月末と今月頭と、週末に連続で台風が来て、あちこちに被害が出ましたけど、皆さんがお住まいの地域では大丈夫だったでしょうか?
 私が住んでいるあたりでは、台風24号通過の影響で看板が壊れたり木が倒れたりしていましたが、我が家は幸いなことにまったく被害がありませんでした。
 しかし、先週末の台風25号の影響による気温上昇には、さすがに参りましたね。いやもう、身体が気温の変化についていけなくて、風邪を引いてしまいましたよ。熱を出してはいないのですが、鼻水が止まらなかったり咳が出たりで大変です(っω・`。)

 さて、すでにTwitterでは触れていますが、来月は竹書房ラブロマン文庫から新刊が出ます。
 タイトルは、予約が始まっているところでは媚薬温泉の秘密 (仮)ということになっていますが、実はもう正式タイトルが決定しています。
 担当氏の許可をいただいているので、このブログでいち早く公表してしまいましょう。正式タイトルは、「ほしがり媚薬温泉」です。
 発売は11月5日(月)の予定ですが、ご存じの通り前週の金曜日には都区内の書店などに並ぶと思います。
 ちなみに、現時点でまだゲラチェックの最中ですが、充分に間に合う日程なので、よほどのことがない限り遅れる心配はありません。お楽しみに。
 なお、先月の近況にも書いた通り、紙の本の売れ行きが落ちている影響が大きくなって、皆さんの支えがないとそろそろやっていけなくなるのではないか、という不安を抱くような状況になっています。電子書籍を否定するつもりはないものの、もし応援していただけるのであれば、できるだけ紙の本のほうを購入してもらえれば、と願ってやみません。
 皆さん、よろしくお願いしますね。
 
 また、今月19日を皮切りに特選小説で掲載した「淫獄の罠」が電子化されて、各電子書籍サイトで発売が始まります。原稿用紙換算40枚程度の短編で108円とお得になっています。作品解説は5月に書いているので、本編内容の紹介は割愛しますが、ラブロマン文庫の作品とは毛色の異なる作品なので、興味がある方は是非お買い求めください。
 
 なお、今月はまだ情報がありそうですし、「欲しがり媚薬温泉」のこともあるため、少し更新頻度が上がるかもしれません。
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9月の近況

 今年は、台風が次々に来たりして大変な夏~秋になってしまいましたね。
 我が家でも、過日の台風21号の強風の影響で、CS/BSアンテナが落下するという惨事に見舞われました・゚・(ノД`)・゚・。
 そして、北海道では大地震で大きな被害が出ました。亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げます。
 私も北海道生まれですし(子供の頃、小樽と札幌に住んでいました) 、亡母が札幌の出身で親戚が何人も北海道に住んでいるので、まったくの他人事とは思えません。不幸中の幸いと言うべきか、親戚の大半は東部住まいで被害の大きかった地域にはいませんでしたが。
 今年は、豪雨に台風に地震と、大変な年になった感がありますけど、これ以上は何も起きないことを祈るしかありませんね。

 さて、ところで私はこれまで、「紙の書籍を買うのは恥ずかしいという人は電子書籍でも」というスタンスでいましたが、残念ながらそのスタンスを変更せざるを得ない状況に追い込まれてしまいました。
 皆さん、どうか紙の書籍を買ってください!m(..)m
 ぶっちゃけ、電子の売り上げはまだ紙には及んでおらず、それでいて紙の部数が減れば、こちとらおまんま食い上げになってしまいます。
 実のところ、もはや専業作家としての生業が成立しない、というところまで初版部数が減少してしまい、大きな危機感を抱いているのです。しかしながら、もともと兼業でやっている人と違って、ほぼずっと専業でやってきた私は今さら潰しが効きませんし、じゃあ執筆本数を増やせばと言われて、簡単に増やせる状況でもないんですよ。5年前と同等の金額を稼ぐのに、2倍の文量を書かなきゃいけないって、おいそれとできるはずがありません。それができたら、とっくにやっています。
 残念ながらと言いますか、出版社の作家に対する評価は、今でも紙の本の売れ行き(もっと言えば刷り部数)なんですよね。たとえ電子がそこそこ出ていたとしても、紙の本が出なければ出版社はその作家を「売れない」と見なします。そして、売れない作家にいつまでも仕事を回してくれる奇特な出版社は、そうそうありません。
 ようするに、電子化が進んでいる今でも、読者の皆さんが紙の本を買ってくれることが作家の応援に最も繋がる、ということです。
 もちろん、電子書籍での購入も否定するつもりはないですけど、上記のような理由からできるだけ紙の本に手を伸ばしていただけたほうが嬉しいわけですね。
 というワケで、現時点での最新刊濡れ肌バイク美女もまだネットでは紙の本の取り扱いがあるので、よろしくお願いします。
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8月の近況

 7月から各地で35度を越す猛暑が立て続けに起きていますが、皆さんは夏バテなどで体調を崩してはいないでしょうか?
 東京も、台風が接近した2日ほどはやや涼しくなったものの、基本的には非常に暑い日が続いています。こんな中で、本当に2年後にオリンピックをやったらどうなるのか、という不安を抱かずにはいられませんね。
 1年後から2時間早めるサマータイムの実施を検討、なんて話もありますが、マラソンばかり気にしてないで他の競技のことを考えろとか、電波時計を含めてサマータイム非対応の機器はどうなるんだ(そもそも標準電波を発する発信塔のシステムが対応しているの?)とか、素人でもツッコミを入れたくなることばかりで、現実味がない案としか思えませんね。ましてや、さまざまな機器がネットワークで繋がっている今、ろくな準備期間もないまま強引に実施したら、日本中どころか世界中にパニックを引き起こしかねません。検討するのは別にいいのですが、賢明な判断を期待したいところです。
 私自身は、熱中症や夏バテとは無縁で食欲は旺盛なのですが、さすがにこの暑さにはゲンナリしています。寒さは、まだ厚着などでどうにかなりますが、暑さだけはどうしようもないですから。
 ちなみに、私もかなり前になりますが、夏の全国高校野球大会を観戦したとき軽度の熱中症になって、ちょっと危なかったことがあります。
 あのときは、しばらく観戦して、確かそろそろ帰ろうと思ったときだったと思うのですが、倦怠感と頭痛の症状が起きて、急いでホテルに行ってチェックインして、部屋に入った途端にしばらく動けなくなったんですよね。幸い、夜にはどうにか動ける程度には回復して、うどんくらいは食べられるようになりましたが。
 ちなみに、当時は熱中症と思っていなかったんですけど、あとからあの異常な状態を思い返して「ああ、あれは軽い熱中症だったんだな」と思った次第。甲子園名物のかちわり氷で冷やしつつ水分補給をしていたから、ギリギリのところで軽症だったのでしょう。甲子園の暑さを、完全に舐めてました。
 そんな経験もあって、私は熱中症には非常に気をつけるようになりました。
 私の知り合いには、熱中症で倒れて救急車で運ばれた人がいますし(回復しましたが)、皆さんも油断しないようにしましょう。 

 さて、ところで先々月発売された濡れ肌バイク美女は、もう買っていただけたでしょうか? 電子版なら、在庫切れと言うことはありませんし、まだ読んでいないという人は、お盆休みのときになど過去作品と併せても購読していただければと思います。
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7月の近況

 まずは、広島や岡山をはじめ西日本各地で水害に遭われた方々に、心からお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。
 水害は、後片付けが大変だと思います。真夏ですし、くれぐれも熱中症には注意してください。
 ボランティアに行くことはできませんが、私も寄付など自分にできる範囲で支援をするつもりです。ある程度、状況が落ち着いたら、観光などの形で現地にお金を落とすことも考えていますので。
 一方の東京は、6月のウチに梅雨明けして暑い日が続いたかと思ったら雨が戻って来たり、また暑くなったりと、厳しい天気が続いています。この先、もっと暑くなるかと思うと、いささか憂鬱ですよ……
 
 さて、先月発売の私の最新作濡れ肌バイク美女は買っていただけたでしょうか?
 まだ購入していない人は、是非とも買ってくださいね。
 なお、あらすじの主人公の名前を間違っていた件ですが、7月10日段階でAmazonと竹書房の公式サイトでは訂正されていました。しかし、他の電子書籍サイトなどでは直っていないところもありますね。さすがに、もう諦めるしかないかな、と……。
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濡れ肌バイク美女


 私は、自身がバイクに乗ることもあり、官能小説でも主人公がバイクに乗る話を書きたいと常々思っていました。実際、過去には「未亡人女将の宿 陶酔」という作品でも、バイクに乗る主人公を出したことがあります。
 竹書房で仕事をすることになったときも、実は最初の打ち合わせでどんな話をやろうかと方向を定めるための叩き台を作った段階で、ツーリングもののアイデアを出していました。
 しかし、前の担当氏、また現担当氏ともツーリングものにはいい顔をしてくれず、長らく放置状態になってしまったのです。バイクものは売れない、と考えていたようですね。
 それでも諦めきれず、前作「社畜OLの誘惑」の原稿が終わったあとに、いくつかのネタと一緒にツーリングものの話を改めて持ちかけました。そして、担当氏が企画会議にかけたところ、他の編集部員の反応が思いのほかよかったそうで、急転直下「ツーリングものをやろう」ということになりました。私としてはダメ元だったので、これは嬉しい誤算でしたね。
 ところが、ここからがけっこう大変でした。
 私としては当初、主人公を三十代半ばくらいにして、少しファンタジックな要素(幽霊とか)を取り入れるなど、これまでの河里作品とは一線を画したものを書きたいと思って、そういうストーリー案を軸に作っていました。
 しかし、担当氏にこの案は却下され、主人公を大学生にして、ファンタジックな要素をすべて取り除いたものでやることになった次第です。
 さらに、担当氏からはいくつかの注意を受けて、今作ではその注意点を意識して書いたため、従来の河里作品とは大きくは違わないものの、少し異なる感じにはなっているかと思います。

 こうして、プロットを作ることになったのですが、本作を読んだ方ならライダースーツの「ツナギ」がキーワードになっているのはお気づきとは思います。
 これは、担当氏が妙に推してきた方向性でしたが、ライダーの私としてはつい現実的に考えて、「サーキットを走ったりしない限りツナギはあまり着ない」と最初は渋りました。トイレとか、大変ですからね。しかし、そこはあまり現実的である必要はない、という担当氏の言葉で、こちらも割り切ることにした次第です。
 ところが、ここで大きな問題が出てきました。ツナギだと、エッチシーンが極めてやりにくいんですよ 
 その解決策の1つとして、愛梨沙の股のところが取れるツナギのギミックがありますが、このアイデアは担当氏が考えつきました。これも、バイク乗りではない人だからこそ思いつく発想かもしれません。私などは、つい現実的なツナギの構造に囚われてしまうので。
 ただ、そんなギミックのツナギばかり出てくると、さすがに不自然でしょうし、ツナギの女性とばかりエッチしているとシーン的な差別化が難しくなります。ということもあり、過去でもなんでも各ヒロインが一度はツナギを着ていて、主人公の裕太に何かしら影響を与えたことにして、どうにか問題を解決しました。
 このツナギ問題と並行して、各キャラクターを作っていったのですが、麗香と美琴と愛梨沙は比較的簡単に職業などを決めることができました。特に、愛梨沙に関しては特注のツナギを着るキャラにするため、そういうものを注文する場所とツテのある人間として、バイク雑誌の編集者というのを、早い段階で思いつきましたね。
 麗香が大学の先輩というのと、美琴がドライブインに住んでいるというのも、初期段階で決めていました。ただし美琴が元レーサーというのは、ツナギを着るキャラにするため後付けで設定したものです。
 実は、キャラを考えるときもっとも苦労したのがこずえでした。というのも、美琴とキャラ的に被るところが多く、差別化をどうつけるか非常に難しかったのです。夫とライダーズハウスをやっている、という設定だけだと、ドライブインを切り盛りしている美琴と、そんなに変わらないですからね。結局、親戚にすることで差別化できそうだ、と思いついて、ようやく具体的なキャラのイメージができた感じでした。
 従姉ではなく、又従姉まで親等を離したのは、関係が悪化しない状態でしばらく疎遠になる状況をなるべく自然に作ろう、と考えた結果です。
 
 そうして、キャラクターが定まって、ストーリーもいっぺん書き直したりはしたものの、無事に執筆となったのですが、ここでもまた苦労する羽目になりました。
 いや、出だしは順調で余裕があったんですよ。ところが、計算違いがいくつも積み重なって、気がつけば〆切間際という
 3月の花粉症や、それに伴う沖縄疎開による遅れは計算の範疇でしたが、3月後半~4月末にかけてのほぼ毎週、洋画の大作が公開されることは、分かっていたのにスケジュールを組み立てたとき綺麗に失念していました。
 結局、鑑賞しようと思っていた作品を少し諦めて、どうにか時間をやり繰りしながら可能な限り映画を観つつ、原稿のほうも〆切に遅れないように終わらせることはできましたが。
 あとはやはり、上記の通り今回はこれまでと少し書き方が異なったため、バランスの調整が意外に難しかったというのもありますね。従来の書き方ならちょうどいいか少し多い枚数になる計算だったのが、書き方を変えた結果、予定ページ数に達しなくてシーンを書き足したり、ということもありました。
 もう1つ今作で残念だったのは、取材旅行をする時間的余裕がなかったことです 実際の名前を出したところは、以前行ったことがあったのですが、できれば執筆中に次作の取材も兼ねてちゃんと現地を確認したかったなぁ、という思いは残りました。まぁ、あくまでも個人的な話ですけど。
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